いい人しかいないのに展開が重いってどういうことなの
なんかもいろいろなことがありすぎて
復讐とまではいかなくても、嫌がらせぐらいは親父にしてやろうと思ったら
相手が車椅子でもうどこにもあたれない、ってところを夏乃になぐさめてもらうことに
子供のころからこっち、夏乃が天使すぎてヤバい
みたいな話だけど
引き取られた直後は義父ともぎくしゃくしてる感じで
何なら自分のせいで息子が死んだんだから、悦ばせないといけないんじゃないか?
とか子供ながらに考えてるとかどんだけ……
で、とりあえず事件の隠蔽に関しては
誰がやったかはわからないけど
あくまでその人が善意でやってるなら、黒い羽は出ないということで
むしろ白い羽が出ている人が容疑者だ!ということに
そんなわけで、たまたま道中で出会った七緒を連れて
愁に話を聞きに行った結果
親父がDNA鑑定をしたものの
DNAが一致しなかったから、本当の親子ではないということが発覚
つまり柾鷹は托卵された子供だった……?
とか思ってたら、今度は母親ともDNAが一致しないとかいうお話に
つまり病院で取り違えられたとかそんな感じ?
でも何やら刑事事件に発展したとかで
もしかして誘拐事件だった……?
なおこの段階で柾鷹は部屋に閉じ込められていて
二週間から一か月の間、ずっと部屋にいたっていうね
いやエグすぎ……
しかも火事の現場から本物の柾鷹の遺骨が見つかって
もう一体何が何だか……
実は母親は本物の柾鷹を死なせてしまっていたから
柾鷹の代わりとして災害に遭った村で発見された子供を
連れ帰って自分の子供としたっていうね
まあようは旦那に子供を殺したことがバレるのが嫌だったから
代わりに柾鷹を連れ帰って、身代わりにしてたとか言うね……
さらに本物の両親ももう見つからない、って状態で
柾鷹の生い立ちが壮絶すぎてヤバい
しかし柾鷹はそれで何かに気づいたらしく
何やらみんなに家庭の事情で早引けしないといけない
ということを伝えて回ることに
で、七緒も最後まで付き合って上げる
ということで、一緒に行動することになるわけですが
向かった先は病院で
周りに家庭の事情で早引きする、と言ってたのは犯人を嵌めるための罠
病院にやってきた相手がすべての黒幕だったんだよ!
ということで、病院で待機してたら
網を張って捕まったのが
まさかの夏乃だったっていうね
事件のことを消していたのも
アーデルハイトが調査をできないようにしたのも全部夏乃だったっていうね
後者に関しては圧力をかけたんじゃなくて
アーデルハイトの件でお世話になったから
お願いしたら止めてくれたっていうね
まあとはいえ夏乃が柾鷹に対する嫌がらせなどするはずもなく
すべての黒幕は義父で
親父が今更ながらに柾鷹に対して援助したい
みたいなことを言いだしたけど
もう柾鷹はうちの息子なんだから関わるんじゃねえよ!
みたいな感じで遠ざけようとした結果だったっていうね
なんか壮大な陰謀が渦巻いている
みたいな雰囲気にはなってたし、柾鷹の過去がヤバすぎたけど
最終的には家族の問題だったっていうね
で、病気に関しても上手く行ってるらしく
義父も回復に向かってるって感じで
最後はちゃんとハッピーエンドになったんやなって
って思うじゃん?
でも、義父の思惑は別にいいとして
果たして夏乃が義父に頼まれたとはいえ
柾鷹を騙すようなことするだろうか?
もしかして夏乃にも
笑顔の底には覗いてはいけない深い井戸を隠しているのではないか
とか七緒が思っちゃうっていうね
まさか天使のような夏乃が稀代の悪女だった……
なんて展開はさすがにないだろうけど、まだ柾鷹の過去には何かありそうですね……
もうこれ以上柾鷹に不幸はいらないと思うんですがそれは……