エロゲの中でもシナリオが面白いおすすめ作品のご紹介
エロゲーと言えばヒロインとのイチャイチャを楽しむ部分もあるわけですが
今回に関してはストーリーがの面白さを重視した作品のご紹介
冬茜トム氏がライターをやってる作品を三つ紹介していきます
アメイジンググレイス
記憶をなくした主人公がある町で目を覚ますところから始まる物語
町並みは日本じゃなくて、中世って感じで
技術的にも結構昔っぽい
ような気がするものの、主人公の持ち物にはスマホがあるし
機械の類がないのかと思いきやICレコーダーはあったりして
技術体系があやふやな感じでいかにも謎の場所という雰囲気
町の周りはオーロラという壁で囲まれており
外の世界はもう滅んでいるとか言われてるのに
主人公はそのオーロラの外からやってきた人間だったりで
開始早々謎がいっぱい過ぎる状態に
序盤は普通の学園ものっぽく
滅びた世界でヒロイン達と学園生活を送る物語なのかな？
とか思ってたわけですが
物語の途中で起きるとある事件から雰囲気が一気に変わり
事件の真相だけでなく、主人公たちが過ごすことになる世界の謎まで明かされていく
という物語展開に早変わり
ヒロインの個別ルートをクリアしつつ真相に少しずつ近づいていく
という流れになるわけですが
その過程で回収される伏線が素晴らしいゲームです！
物語が進むにつれて謎が増えたり明かされたりしていくのが滅茶苦茶面白い！
少しずつ明かされていく謎に、クリックする指が止まらないこと請け合いのゲームです！
さくらの雲＊スカアレットの恋
突然タイムスリップすることになった主人公が
探偵をやってるヒロインの元で居候することになり
探偵としての仕事を手伝いつつ、ヒロインとの仲を深めていく
という物語
これだけだと単なるタイムスリップものかな、という感じで
実際に各ヒロインの個別ルートに関しては
主人公がタイムスリップしてきたという部分関係なしに
ヒロインと仲を深めて恋仲になるという
舞台が大正時代のエロゲー、というだけなんですが
もちろんそれで終わるわけもなく
探偵というポジションなので、個別ルートでも探偵っぽく謎を解いていく
と、言うのも面白いし、個別ルートをクリアしていく毎に
少しずつとある事件の真相に近づいていくのも面白い
が、しかし何より素晴らしいのが最後のルートの展開
ネタバレにすると台無しなので語りませんが
最後のルート以外、良くも悪くも普通に面白いエロゲーって感じだったわけですが
最後のルートが素晴らしすぎて、このルートだけで
普通に面白いエロゲーから、滅茶苦茶面白いエロゲーに化けたレベル！
もちろん他のヒロインの個別ルートも面白いんですが
最後のヒロインのルートはまさにクライマックスに相応しく
あんな事実からそんなエンディングに？！
と、衝撃を受けること間違いなし！
エロゲにシナリオを求めるなら、ぜひともプレイしてほしい一品です！
もののあはれは彩の頃。
物語開始時から主人公は自分も含めて9人の人間で双六をしていた
というところから始まる物語
双六と言ってももちろん普通の双六ではなく
勝つためなら相手を消すことも厭わないような物騒な人物がいるような状態で
上がりを目指して双六を進めていく
という作品です
それだけだと殺伐とした雰囲気のゲームなわけですが
もちろん登場人物が全員そんな危険人物というわけではないので
登場人物同士の交流、もちろんヒロインとも交流しつつ
双六で勝つために手を打っていくという
遊戯と恋愛を同時にやってる、という感じのゲームになります
ただどちらかというと双六の攻略の方に重きが置かれてるので
ヒロインとのイチャイチャはおまけぐらいかな、という程度
その分双六部分は面白く
単純に運だけに任せたゲームというわけでもないので
ヒロインのルートごとにそれぞれ違った展開がみられるのも面白いところ
また、ヒロインのルートごとに少しずつ謎が解かれていき
最後には
”そもそもなんで主人公たちが双六をしているのか”
というのが明かされることになる構成が面白い！
もちろん各ヒロインルートでの双六の展開も面白い！
ってことで、最初から最後までなかなか目の離せない展開が続く作品です！
もののあはれは彩の頃。 普及版4,180円
どれか一作品を選ぶなら
今回紹介した三作品に関しては
ストーリーを楽しむという意味ではどの作品をプレイしても損はしない！
と、お勧めできるんですが
あえて一つ、これが一番オススメ！
となると
さくらの雲＊スカアレットの恋がオススメかなと
プレイ中は、中盤の引き込み具合はアメイジンググレイスの方が上かな
と思いもしましたが
最後の展開が全部持って行ってしまった感じです
中盤中だるみする感は否めませんが
最後までプレイしたなら満足できること間違いなしな作品！
ということで一押しの作品です！
